古本市で運命の出会い

先日、近所のショッピングモールの片隅で、本のバーゲンセールが開催されていました。本来定価が決まっている物なので不思議ではあるのですが、偶然その場を見つける度に、じっくりと物色してしまいます。今回は、絵本を一冊買いましたよ。今度友人が子供を連れて遊びに来る予定があるので、その時に読んでもらえればいいかなと思ったのです。古い物なのかちょっと色あせていたけれど、読むのには支障ないでしょう。
以前は、古本市などもよく行われていたのですけれどね。大抵はデパートのフロアの一部にずらっと本棚が並んでいるというものでした。とくにジャンル分けされているわけではないため、探す方はひたすら全部の棚を見て行かなくてはなりません。最後の方には、文字を追うのに疲れて、目がちかちかしてくるのですよ。それでも開催を知るたびに、わざわざ演出して通ったことは言うまでもありません。
帰る時にはきまって、手が痛くなるほど重くなった紙袋を抱えていました。自分が幼少の時に読んで失くした後、題名がわからなくなってしまっていた絵本を見つけた時は感動でしたね。それは今でも私の書棚に並んでおり、遊びに来る子供たちが必ず一度は、親に読んでもらっています。