色気のある女性を夢見て

色っぽい女性とはどのような女性か?というのはここ数年の自分の中でのテーマでした。小説の中にも色気のある女性が登場します。ほくろが色っぽいとか、しぐさが色っぽいなどと描かれていることがあり、それをマネすれば色っぽくなるかもしれない、と思うものの、なかなか思うようにはいきません。
残念なことに、私は胸も大きくないし、ウエストもそれほどくびれていません。体で色気を発するのはムリです。それはあきらめました。それなら、しぐさで色気を、と思うのですがどうしたらいいのか分かりません。髪をかきあげてみる、唇を半開きにしてみる、眠そうな目をしてみる、などというしぐさをしてみるといいのかも、と思うのですが、それをやっても、あまり色っぽくは見えないようです。
今さら、短いスカートをはいたり、体にフィットした服を着ても、わざとらしく見えるのでそれは嫌です。ここまで色気にこだわるのは、今まで一度も“色っぽい”と言われたことがなく、一度でいいから色っぽいと言われてみたいのです。でも、きっと色っぽく見られたい、と思っているうちは色気は出ないのでしょう。せめて、ガサツにならないように、女性らしいしぐさを心がけるようにしたいと思います。いつかきっと色っぽい女性に慣れる日がくることを夢見て。