体の変化を受け入れながら食を楽しむこと

欧米化が進み、私達の食生活は大きく変わってきたように思えます。こうした時代背景からか、最近では健康についての書籍がブックストアの棚にたくさん並ぶようになりました。私も足を運んだ折にはこうした本を手に取ることも増え、興味深い内容のものは積極的に購入するようになりました。
先日友人の家で夕ご飯をご馳走になった時、一冊の本を紹介してくれました。彼女は料理上手で日頃から体にいい材料や献立について、本を通して学んでいるようです。そのためお手製の料理はどれも美味しくて野菜とタンパク質、糖質のバランスが抜群なのです。何よりも手が込んだものより簡単に作ることが出来るレシピをたくさん知っているので、おうちでおもてなしを受ける際に興味を引いた料理は必ずレシピを聞くようにしています。その甲斐もあって栄養バランスに富んだレパートリーが徐々に増えつつあります。
この日レコメンドしてくれた作品は「炭水化物の摂取」について書かれたものでした。年を取ると基礎代謝が低下してゆくため、自分の体に見合った食事をすることがより大切になってくるようです。その本にも年齢による体の変化に応じた炭水化物の摂り方が記されていました。白米は基より玄米や雑穀を取り入れること、一日の中で摂取する米やパンの目分量などの詳細が書かれていて、学ぶことがたくさんあると感じました。またお酒では赤ワインがいいようで、書籍で知ったのをいいことにこの日の晩餐でもたらふく飲み、気付いたら幾つものボトルが空いていたのでした。そして健康であることでこうした楽しい時間を過ごすことが出来ることを再確認し、これからも体と真摯に向き合って暮らしてゆこうと思いました。