読書と日常、出所の違う知識

先日初心者用のレシピ本を貸した友人から、驚きを示すメールが送られてきました。「ねえ、これ初めて知ったんだけど、ハンバーグのお肉って、あいびきをつかうんだね。うち、豚だったよ」家庭の味はそれぞれですから、家人の好みによっては、そのようなこともあるでしょう。友達はどうやら、外食の時はお店があえて、特別なお肉を使っていると思っていたそうです。
日常になっていることのなかにも、このような新しい発見はあるのだなあと実感した出来事でした。ちなみに私が最近知ったのは、毛玉をとりすぎると、布地が薄くなってしまうということでしょうか。今まで特に意識したことはなかったので、考えてみればそうだよなあ、と納得したのを覚えています。
私はこれまで、本をたくさん読んできて、他の人よりは物事を知っているような気になっていました。でもそれは教科書で学ぶようなものや、自分が興味を持っていることについてだけだったのですよね。経験から得られることの中にも、そして当然、書籍の中に書いてあるものについても、まだまだたくさんの未知なる情報があります。けして自信過剰にならず、読書と日常生活を併用して、これからもいろいろなことを学んでいけたらいいと思います。