魔法少女への夢

だいぶ前の話ですが、子供向けの絵本で、いろいろな職業に従事する方のタイムスケジュールを見たことがあります。私達が子供の頃にはこのようなものは見られたかしら、と思いつつ、どの仕事も大変なのだなあ、と思いましたね。もちろんそれには、仕事の内容やどのような人が向いているか、実際その職に就くためにはどのような勉強をしたらいいのか、ということも書かれていました。こういったことを小さな時から知ることができれば、みんな夢を持ちやすいでしょう。
ただ、それは少々大きくなってからのことです。先日知り合いの幼稚園児の子に「大人になったら何になりたい?」と聞いたら、彼が大好きなヒーローの名前が出てきました。あと何年、そんなことを言うのかしらと、実に微笑ましかったですね。私も昔は、魔法少女に憧れたものです。
そのような時期を経て、人は成長していきます。ともすれば、途中で目標を変えることもあるでしょう。しかしながら、ヒーローになりたいという気持ちは、心の奥底にしっかり残っているものなのではないでしょうか。私は魔法少女にはなれなかったけれど、今も知り合いの子供と一緒にステッキの玩具で遊び、ファンタジー小説を愛読しています。そして、大切な人の笑顔を守りたいと思っています。

歴史を超えた訳の新旧

先日、歴史の教科書で名前を見た人が小説を書いていたことを知り、たいそう驚きました。何回も出版を重ねて現代にまで残っていることが、まるで魔法みたいだと思いもしましたね。そして実際に読んでみれば、文章の中には、当時の生活や空気、活気が感じられて、今とはまるで違う雰囲気だからこそ、それがとても魅力的でした。
たとえば、今出版されている本の中で描かれている現代も、この後いつかは、遠い過去になるのでしょうか。何十年か後には、どこかの漫画のように、ロボットが主導を握る世の中になっていたりするのかも知れません。それとももしかしたらまるで変わらなかったりして。考えるとしても面白いですね。私の大好きなファンタジーのようです。
ただ古い作品は日本のものですと仮名遣いが難しく、外国のものですと翻訳が読みにくいことがあります。これも時代の問題なのでしょうか。理由はわかりませんが、だからこそ新訳が販売されるんですね。そしていわゆる現代っ子たちは、新しいものを求めるようです。親せきの子も、わざわざ最新版を探していました。ただ図書館に置いてあるものは、ずっと以前の古いものが多いそうです。私などは、そちらを懐かしいと思ってしまいます。

優しい店主のいる古書店

看板猫のいる古書店に行ってきました。もちろん猫は店内をうろついてはいませんよ。入口付近、レジ横のベッドの中で、ひたすらに眠っているのです。私がもっと若かったころから、もうかなりの年月ここにいますから、けっこうなおじいちゃん猫でしょう。店主の女性は「こうやって大人しくしてくれているから、ここに連れてこられるんだよ」と言っていました。ちなみにこのお店は、店主高齢のため、もうじき閉店することになるのだそうです。ある意味、ここまで続いたことが奇跡だったのでしょう。
彼女は長年の仕事に満足しておられたようですが、私はやはり、寂しかったですね。ですが、悩んだ末に出したであろう結論を、どうすることもできません。私は、せめてその終わりの日までは、通い続けようと決心するくらいが精一杯でした。
始まりがあれば、終わりがあるのは当然のことと、受け入れるしかありません。せめて天使と猫ちゃんが、ここを卒業した後も、幸福でありますように。日の当たる部屋でのんびり過ごせたら、最高ですね。私はここでいままでに買い集めた本を、思い出とともに、大切にしていこうと思います。絵本に小説、雑誌に漫画。お小遣いの少なかった頃は、この古書手には、ずいぶん楽しい思いをさせてもらったものです。

本の表紙の重要性

小説はいつも、カバーをかけて読んでいます。読了するとそれを外すのですが、たいていは、この本はこんな表紙だったのか、と驚きますね。長年間に、何度も読み直して愛読したもの以外、どんなデザインだったか忘れてしまっているからです。今回読み終えたものも同じ感想を抱きました。しかし同時に、内容のイメージが凝縮されていることに、関心もしたのですよ。話を知っているからこそわかる感動というのでしょうか。
それを書棚に並べて背表紙を見たときは、とても安心します。これでやっとこの本を全部読み終えた、このストーリーを、胸に置いておくことができる、と思うのです。店頭で購入する時のみならず、手に入れた後もこうして目を引き付けるなんて、表紙ってすごい。カバーをつけるのが日常になるまで、まったく気がつきませんでした。
おかげで今は、本棚を眺めるのが半ば趣味のようになっています。内容を思い出し、読んでいた時の気持ちに再度触れて、どきどきするんです。自分は単純だなと思いつつ、この幸せを満喫しています。何せ、新刊を買う必要がないので、お金もかからずお手軽なんです。次に素敵な出会いもするまでは、しばらく、書棚を眺めて楽しんでいようと思います。

祖母の着物と日記帳

友人が着物の整理をしたそうです。おばあさまから貰い受けたものがたくさんあるんですって。着物は多少体型が違っても着られますからいいですよね。生地や着方の流行などはあるようですが、形などは長く同じですし、時の経過もあまり関係なさそうです。
彼女はそれらを、天気のいい日に部屋に出して、風をとおすのだと言っていました。そのときに、ついでに一緒に預かっている日記帳も、並べるのだとか。すっかり色が変わって、表紙もとれかかったそれは、おばあさまが長く書かれていた物だそうです。とはいっても、中身は読んでいないし、読むつもりもないのだと言っていましたね。おばあちゃんのプライバシーだし、達筆すぎて読めないし、とのこと。たしかに昔の方の文字は、流麗というか、ちょっと崩れていて癖がありますよね。私の祖父母もそんな感じでした。
彼女のおばあさまはだいぶ前に亡くなられていますが、今でも孫娘がこうして、譲り受けたものを大切にしてくれていると知ったら、嬉しいでしょう。ちなみに彼女は、もっと年を取って、毎日落ち着いて家で過ごせるようになったら、着物を着て日常生活をしたいそうです。そのために、今着付け教室に通っているんですよ。

資格本・参考書を安く買う方法

資格の本とか参考書を安く買いたい!そんな人におすすめの方法があります。こうした専門的なものって普通に買うとけっこう高いですよね。私も買ったことがありますが、1冊1000円とかすることがあって、それなら小説が欲しいなってよく思っていました。でも、友達から言われた方法で購入するようになって、お金を節約できるようになりました。とはいってもそんなに難しいことではありません。購入場所を工夫するだけです。普通の書店だと定価なので、安く入手したいなら古本屋に行きましょう!ただし、普通の古本屋ではなくて、学生街にあるお店に行ってくださいね。学生街にある古本屋に行くと資格関係のものや、参考書などがかなり充実しています。しかも、学生さん向けに販売しているのでお値段も安い!大手の古本ショップよりもお得に購入できることが多いので、ぜひ試してみてください。
でも、ちょっと気をつけて欲しいことがあります。資格や参考書を買う時は、できる限り新しいものを選んでください。なぜなら内容が変わっていて、使い物にならないことがあるからです。私もそれで失敗したことがあります。購入したのものがかなり古かったので、今と内容が変わっていて、間違った知識を身につけてしまったことがあるので、みなさんは注意してくださいね。

個性が強い作品は身を任せることが大切

個性が強い作品ってありますよね?そうした小説の場合、ちょっと読みづらいと感じるかもしれませんが、あることを心がけるとどんどん頭の中に入っていきます。まず、心がけて欲しいのが「身を任せること」です。これは友人に言われて意識するようになったのですが、個性の強い作品の場合、深く考えずにボーっと読んだ方が理解しやすいと思います。自分のペースで読もうとするのではなくて、作者に合わせることが大切なのです。かなりここは重要なので、覚えておいてくださいね。
あともう1つ大事なことは、分かるまで何度も読むことです。個性の強いものは、一度で理解するのは難しいと思います。毎日小説を読んでいる私でさえ、1回では分からないこともあります。1回でイマイチ理解できなかった場合は、2回、3回と読んでみてください。すると「なるほど!そういったことか!」と納得できることが多いです。この2つのポイントを意識すれば、ちょっと読みにくいと感じる個性的な小説も楽しめるでしょう。ただ、読書初心者の場合は無理にそうした本にチャレンジする必要はないです。本に苦手意識を持ってしまう可能性があるので。初心者はやっぱり分かりやすいものがいいかもしれませんね。

最近の少女漫画は男性にも人気?

職場にいる男性がなにか読んでいたので、気になってタイトルを見てみたら少女漫画でした。まったくそんな感じではなくて、硬派な印象の男性だったので、その時は「えっ!」と思いましたが、最近の作品は男の人にも人気みたいですね。試しに仲のいい男友達とかに聞いてみたら、意外に読んでいる人が多かったです。私も男性向けの漫画を読んでいるので、それと同じ感じだと思いますが、確実に以前よりも読者層が変わったんじゃないかな。近頃は少年誌の売り上げが微妙だって言われているけど、もしかするとそっちの方に人が流れていっているのかもね。
ちなみに職場の人が手にしていた作品は、私も知っているものでした。けっこうおもしろいですよ。恋愛小説が好きな人ならハマると思います。映画にもなっているから知っている人も多いかもしれませんが。でも、こんな風に女の子向けの作品を読んでいる人を見ると親近感を感じますよね。あんまり声をかけたことがないけど、今度積極的に喋ってみようかなって思いました。それでもし小説を読む相手なら、本の貸し借りをしたいですし。本が好きなら嬉しいなぁ。ただ、ほとんどしゃべったことがない相手なので、いきなりグイグイいくとびっくりされるかもしれないので気をつけようっと。

友達のオークションで小説を買った失敗談

最近、友達がネットオークションで小説を買ったみたいですが、ちょっとトラブルがあったようです。もっときれいな状態を想像していたみたいで、届いた本を見てビックリしたと言っていました。「ちょっとくらいなら良かったけどこれはないなぁ」って嘆いていたのを見て、ネットオークションで買い物をする時はやっぱり慎重になった方がいいと改めて思いました。特に気になったのはニオイみたいですね。タバコのニオイがすごくて、開く度にすると言っていました。友達はタバコのニオイが本当にダメです。だから一緒にご飯を食べに行く時は絶対に禁煙席に座るようにしています。たしかにタバコ臭がすごいのは厳しいかもしれませんね。
ネットオークションで本を買う時は、ちゃんと状態を詳しく説明してもらってから入札した方がいいですよ。相手は「信用できないの?」って思うかもしれませんが、私はどんなに安くてもなにかあったら嫌なのでそうしています。たとえば、「匂いはしませんか?」「ヤブれはないですか?」「シミはないですか?」ってことを聞くようにしているので、あんまり友達みたいなトラブルにあったことはないです。これは他の商品にも言えることなので、買い物をする際はこのくらい慎重になった方がいいと思います。

口コミを参考にするメリット・デメリット

小説を購入する際に参考になるのが口コミです。チェックすると面白いのか、読みやすいのか、買う価値があるのかといったことが分かります。すごく丁寧に口コミを書いている人もいて、そうした情報はすごく役立ちます。できる限り、失敗したくないので、私もその作品の評判を確認してから買うことが多いです。こうしたメリットがある一方で、デメリットもあります。それはネタバレのリスクです。ストーリーや登場人物を細かく説明していることもあるので気をつけてください。恐らく、良かれと思って書いているのでしょうが。私はあんまり気になりませんが、中にはストーリーが分かってしまうと読む気が失せる人も多いと思うので、長文の書き込みには注意した方がいいかも。
もう1つのデメリットは、先入観を持って読んでしまうことです。悪い評判を見てしまうと「どうせ面白くないんでしょ」という気持ちで読み始めるので、本当は良作だったとしても楽しめない可能性があります。小説は読み手によって感じ方が異なるので、他の人が面白くなくても、自分は楽しめることが多々あるので、先入観は持たない方がいいです。あくまでも参考程度に考えるのが、正しい口コミの活用法だと思いますよ。