本を模したアイテムに見惚れた日

最近読書好きの友人が、本のような外装のものを集めています。古い書物を模した入れ物に入ったチョコレートや、書棚に並べても違和感のない小物入れ、何枚もページがあるメッセージカードなど、探すといろいろあるのですね。その中で私が一番気に入ったのは、中世にあったような革表紙の本をしているポシェットです。彼女がそれを持って現れたとき、挨拶をするより先に、そのポシェットに見入ってしまいました。
友人も私と同じく一目惚れで、ちょっと高かったけれど、迷わず購入したそうです。そのかばんの中から実物の本を取り出す姿は、面白い以外の何物でもありません。笑ってしまうという意味ではなく、興味深く目を引くということですよ。私も欲しい!と思ったのですが、残念ながら今は売り切れのよう……再販があるのかないのか。似た物を探したほうがいいかしら。
彼女はいつもこうして画期的な物を見せてくれるので、会うのが楽しみです。今度は何を持ってくるだろうと、どきどきします。私もなにか、驚かせることができたらいいのだけれど。ジャンルが被るといけませんから、児童書に出てくるキャラクターのマスコットとか、買ってみようかしら。子供がいる友人は、きっとわかってくれるでしょう。