十角館の殺人

ミステリー界の大御所、綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」をご存知ですか?読んだことはなくても、タイトルは聞いたことあるよという人は多いのではないでしょうか。
日本のミステリー好きならまずオススメしてくるであろう一冊です。1987年に出版されて以降、多くの人から愛されてきている名作で、日本のミステリー界に大きな影響を与えました。
十角館の殺人は、ストーリー、トリックが優れているのは言うまでもありませんが、登場人物がとても個性的で魅力があります。主要登場人物の人の大半は推理小説研究会のメンバーで、お互いを本名では呼ばず、海外の有名なミステリー作家からとったニックネームで呼び合います。
たとえば、「ポウ」はエドガー・アラン・ポー、「エラリー」はエラリー・クイーン、「アガサ」はミステリーの女王アガサ・クリスティーなど。この魅力的なキャラのおかげもあって、長年のファンがいたり、想像して描いたイラストを投稿する人がいたりします。
なんで突然、「十角館の殺人」の話をしたかというと、コミカライズしていたことを知ったからです!
この個性的なキャラが一体どんなふうに描かれているのか、この小説はいわゆる叙述トリックが使われているのでそれをどうやってコミックで表すのかとても興味深いです。十角館のキャラ好きなんだよなあ。
ってことで、早速コミック版読んできます!