この間古本屋に行ったら、福引券を貰いました。「次に来た時に使ってくださいね」と言われ、これは絶対お客さんを引き寄せるためのものだと思ったのですが……やっぱりまた訪れてしまいましたね。だって福引ははずれなしで、うまくいけばそのお店で利用できる高額商品券が貰えるのですよ。本を買うだけでこんなチャンスがあるのなら、いかない理由はありません。
しかし残念ながら……いえ、幸運にもと書くべきでしょうか。当たったのは、店主手作りのビーズのマスコットと、50円の商品券でした。なんでも、趣味で作っているものが溜まってしまったので、配ってみようと考えたのだそうです。思いついたら即行動できる、この自由さが個人経営の魅力でもありますね。
マスコットは机の端に置いて、毎日眺めています。そして商品券はなんと利用期限がないそうなので、今度行くときに使おうと、大切にお財布にしまいました。また引き寄せられていますね……。でも今回の福引で、思いました。やりたいことにチャレンジする店主さんを見習いましょう。欲しい本があるから買いに行く、そこに迷いを持ってはいけないのです。……お小遣いの限界が来るまでは。格好良いことを言っても、それは大事ですよね。