駄洒落という文化

親戚のおじさんに、いつも駄洒落を言ってはすべっていて、「寒いよ…」と言われてる人がいます。おじさんなりに、周りのみんなと仲良くしたくてやっていることなのでしょうが…難しいですね。
「駄洒落」のこの「駄」とはなんだろうと思って調べてみました。もともとは貴族のたしなみに「洒落」というものがあって、その中でも程度が低いものを「駄洒落」というようになったとか。思ったよりも歴史は古いんですね。
親戚のおじさんの件もあって、駄洒落のイメージとしては、寒くてくだらない、いわゆる「オヤジギャク」みたいな印象があります。(おじさんごめんなさい)
よくある駄洒落の例としては
・布団がふっとんだ
・コーディネートはこーでねーと
・トイレにいっといれ
・駄洒落を言ったのはだれじゃ
などなど。
日本人は言葉遊びというか、語呂合わせが好きですよね。おせち料理にしても「昆布巻」は「喜ぶ」とかけてたり、「黒豆」は「こつこつとマメに働く」とかけてたり。
たしかに駄洒落で爆笑するというのは、現代では難しいのかもしれないけど、思ったよりも歴史があるし、美しい日本語の語呂合わせを「寒い」と切り捨てるのはもったいない気もします。今後は、駄洒落を言う人を見かけてもつまらないと思うんじゃなくて、「なるほどね」と関心するようにしたいと思います(笑)