みなさんは子供の頃「学校の七不思議」というものはありましたか?
わたしが小学生の頃もあって、怖いけど夢中で七不思議に関する本を図書室で借りて読んだものです。
七不思議といっても、いろんな種類のものがあって、総合したら7つ以上あると思います。
有名なところでいうと「トイレの花子さん」「音楽室の目が動く肖像画」「校庭を歩き回る二宮金次郎像」「十三階段」「動く人体模型像」などなど。
これらに他のいろんなものが付け加わって、その学校の七不思議ができあがっていたと思います。
七不思議の怪異が起きるのは基本的に真夜中なので、生徒でそれを確認するのは難しいですし、あくまでも噂話や都市伝説的な感じですよね。
一番不思議だなっていうのは、そういった七不思議がインターネットがないころに各地の学校で、内容は微妙に違うものの共通認識としてあったことですね。
元ネタというか出処はいったいどこで、いつ頃からあるんでしょうか。
少なくともわたしが小学生の頃にはあったので、インターネットがないころから存在していたことは間違えありません。
どこの誰かが言い出して、テレビや雑誌などでひろまったのでしょうか?
軽く調べたところ「七不思議」自体はかなり前からあって、江戸時代からあるとかなんとか…。
それでいろんな七不思議を題材にした本を出版している出版社が学校の七不思議の本を発売したからそれで広がった説があります。
本当かわからないけど、それで全国に広まったとしたらそれはそれですごいですよね。それくらい魅力的な話なんでしょうね。
Category Archives: 脳内散歩
難読漢字
突然ですが「嘯く」ってなんて読むと思いますか?
この漢字、とても難しくて正読率が5%とかなんとか言われてます。
もちろん常用漢字ではないため、新聞などでは使われないです。(小説では使われることはあると思いますが、おそらくルビがついてると思われます)
まずそもそも、漢字自体が難しいですよね。書けと言われても、見ないと書けないし、見ても画数も多く細かいから間違えそうです。
そんな漢字、読めないのが普通ではないでしょうか。
さて、では答えですが…
「うそぶく」と読みます。
とぼけて知らないふりをするといった意味があります。
読めないどころか、あまり使用しない単語ですよね。
最近の若者は本を読まないからこんな漢字が読めないんだ!
なんて言う人もいますが、読書をそこそこしているわたしでも知らなければちょっと厳しい漢字です。
わたしはたまたま難読な漢字ということで話題になっていて知っていたから読めますが、そうでなければ読めませんでした。
他にも難読漢字を見ると、本当に読めないものばかりでちょっとおもしろかったです。
軽く紹介をしてみましょう。
「蟠る」わだかまる
「強か」したたか
「軈て」やがて
「能わず」あたわず
「堆く」うずたかく
いや~難しいし読めませんね(笑)
その他地名、名字、動物の名前、植物の名前、魚の名前なんかも難読な漢字がたくさんあります。
暇なとき難読漢字一覧を見るのも結構面白いのでおすすめですよ。
思考実験
最近、思考実験に触れる機会がありました。思考実験という言葉にすると難しいかもしれませんが、皆さん「トロッコ問題」であれば一度は耳にしたことがあり、自分ならどうするか、考えたことがあるのではないでしょうか。
「トロッコ問題」は非常に有名ですが、この他にも、数学、物理学、哲学、倫理学など様々な分野に分類された思考実験があります。
私が今回触れているのは哲学や倫理学に分類されるものですが、こういうのは実際考えてみると面白いものですね。
色々な話がある中で私が興味を持ったのは「スワンプマン(沼男)」や、「テセウスの船」といった自己や物体に対するの同一性を思考するもの、「臓器くじ」や「カルネアデスの板」といった自分の命と他人の命を天秤にかけたものです。
人によって様々な答えの出し方があるものだと思いますが、これを思考することによって自分という人間が分かるような……そんな気がします。
ちなみに私は、沼から生まれた自分のクローンは元の人間と同一人物だとは思わないし、パーツがすべて組変わったものを同じ船だとは思いません。臓器くじで自分が命を落とすことになればその制度を恨むでしょうし、自分の命が助かるなら縋るでしょう。また、板が沈んでしまうなら二人でつかまろうとは思いませんし、突き飛ばされたならその相手をやはり恨むのだと思います。
なので、私は非常に「今の」自分が可愛いのかもしれません(笑)
こう聞くと「あれ?私って自己中心的すぎ?!」と焦りますが、物語の主人公のように簡単に自己犠牲に走らない部分は、ある意味、まっとうな人間らしいのかもしれません(笑)あとは、リアルでも創作でも偽善者が嫌いなこともあるでしょうね。
皆さんも是非思考実験を試してみてください。自分で気が付かなかった自分に気が付けるかもしれませんよ。
台風
茹だるような暑さが続いたかと思えば最近は台風が接近してきて、うんざりするような雨が降ったり、じめじめ蒸し暑くなったり、気圧で頭痛が起きたりと、憂鬱な日々が始まりました。
どうにかしてこの嫌な季節を乗り越せないかと、台風について色々調べていた時に、季語の話題について目に入りました。
この台風というのは9月(旧8月)の仲秋、つまり秋の季語のようです。まだまだ気温の高さに苦しめられるものの、夏と秋の境は8月8日の立秋なので、暦的には確かに秋の季語なのでしょう。
この季語が使われるようになったのは大正時代からと言われており、そのころから俳句の季語として親しまれてきました。「野分(のわけ、のわき)」という別の呼び名もあるようです。野分は秋から初寒にかけて吹く風や台風の余波の風のことを言います。台風、と普段使っている言葉で表すよりも風情を感じられて私は好きです。
近頃では異常気象のせいか四季がなくなり二季(夏と冬)になるともいわれていますが、こうして言葉で秋を感じられるのは嬉しいところです。とはいえ、この気候が嫌なことに変わりはないのですが……。
そんな台風の日は家に閉じこもって小説を読み耽るに限るといつも思っているのですが、少し趣向を変えて、俳句を調べてみるのもいいかな、と思います。
うさぎの仕草
わたしはうさぎを二羽飼っています。本当は一羽だけ飼うつもりだったんですけど、ペットショップに行ったときに、ケージが隣同士で、とってもかわいい二羽のネザーランドドワーフがいました。
どちらもとてもかわいくて選べず……悩んだすえに二羽ともお迎えしてしまいました。
うさぎの多頭飼いは大変とは聞いていたので、ちょっと覚悟がいりました。けど二羽がとっても仲良くて、いつもべったりとくっついてて、大変だけど今では二羽ともお迎えできてよかったと心から思っています。そうしてうさぎのことを理解するために、何冊かうさぎの飼育本を買ってたくさん読みました。
うさぎは犬や猫ほど顔に表情がありません。(そこもかわいいです!)
じゃあ感情がわかりにくいのかと言われたらそんなことはなく、とっても表情豊かな動物だと思います。わかってしまえば、嬉しいときや怒ってるとき……そんな感情の幅もわかるようになりました。
それと、二羽を一緒に遊ばせていると、おでことおでこをくっつけているときがあります。これはうさぎが仲間同士で謝ったり、信頼を示すときに行う行動のようです。一節では骨伝導で会話しているとかも…。
たまに人間にもおでこをくっつけようとしてくるときがありますが、これもうさぎからの信頼のサインなのかと思うととても嬉しく思います。
そういえば映画の「ピーターラビット」でも謝るときにうさぎがおでこをくっつけるというシーンがあります。あれは映画オリジナルの設定ではなく、うさぎの習性をもとにしたシーンだったんですね。
やはり多頭飼いは大変なこともたくさんありますが、おでこをくっつけて信頼もしてくれるかわいいこの子たちを、家族同然に今後も大切に育てていこうと思います。
ドイツの伝統文化
コロナ禍の波が落ち着いて、最近ではお出かけをすることが多くなりました。以前……というか、何年か前に、ぼーっとしたい時や考え事をしたい時にお気に入りのスタンディングバーに行く、なんて話をしたこともありますが、今では気兼ねなくお酒を飲みに行けるのが有難いです。
そして最近、またお酒を飲む機会があありました。ただ、そのお気に入りのバーではなく、青空の下でお昼からの飲酒です。ここまで言うとピンとくる方もいるかもしれませんが、ドイツではおなじみの行事「オクトーバーフェスト」に行ってみたのです。
あんまりお酒が飲めなかった私もバーに通ううちに少しずついろんなお酒が飲めるようになりまして。本当はビールはあまり得意ではなかったのですが、本場の美味しいドイツビールなら飲めるかもしれない、と思い切ってチャレンジしてみることにしました。
結果、とても美味しくビールを飲むことができて自分でも驚きました!飲みやすいとか、口当たりがいい、という紹介がされているビールを飲んでいたからかもしれませんが、生まれて初めてビールを美味しいと思うことができました(笑)梅酒の梅が美味しいなんて言っていた私に見せてあげたいくらいの大進歩です。
ちなみにこのオクトーバーフェストは、本来は9月から10月にかけて2週間行われる200年以上続いた伝統文化のようで、世界最大のビールの祭典と呼ばれているようです。本場のミュンヘンでは世界中から600万人もの人が訪れるのだとか。
お出かけしやすくなったとはいえ、まだまだ海外旅行をするには躊躇してしまうところがあるので、こうして海外の文化に触れられる機会があるのは嬉しいものですね。
初めての警告
先日、ゆったりと読書をしていたときのことです。腕につけているアップルウォッチがなにやら激しく振動をはじめました。普通の通知のときとは違う振動だったので、着信かな?と思ったのですが、着信ではなく…なんと「高い心拍数」という警告の通知でした。
私が使っているアップルウォッチは心拍数を測ることができるのは知っていましたが、異常があったときこうやって通知がくるのを知りませんでした。と、いうか高い心拍数ってなに…怖いんですけど。
調べたところ、安静時の心拍数は1分間に60~100回くらいらしいです。警告がきたときの私の心拍数は120回くらいでした。運動をしているときなら問題ないみたいですが、安静時となると普通ではないようです。
安静時に心拍数が高い原因としては、発熱、貧血、過度なストレスなどが原因みたいで、そのときは、熱はなかったと思うし、特に貧血ではないはずなのですが…。そうなるとストレス?自分ではリラックスして読書をしてたと思うんだけどなあ。原因はわからないけど、警告がきたのは一度だけだし様子をみることにします。安静時の心拍を下げるためには、運動が有効らしく……言われてみたらコロナ禍から運動不足ではありますね。インドア派で読書ばかりしてたらだめですね。気をつけよう。
読書のツボ
読書好きなみなさん、こんにちは。読書って楽しいけど、長時間となると結構目が疲れてきませんか?結構のめりこむと集中しちゃって、気づくと目を酷使しているんでしょうね。読書の他にも、スマホやパソコンをみたりもするし、常に目が疲てる気がします。
最近では、寝る前にホットアイマスクなんかを使ってみたりしています。あれ、普通に目がほんわか暖かくなって気持ちがよくて好きです。
たしかに目を休めればよくはなるんですけど、仕事や読書中にちょっと疲れたときにはどうしたらいいのかなって思って調べたら、目の疲れに効くツボがあるみたいです。
・太陽(たいよう)
眉尻の後ろの少しくぼんでるところ。
眼精疲労、目のかすみ、目の痛みなど目の諸症状。
指の腹で弱めに押すのがポイントです。
・睛明(せいめい)
目頭の上のくぼんだところ。
眼精疲労、視力回復、頭痛、目のかすみなど目の諸症状。
親指で上に向かってぐーってゆっくり押す感じ。
東洋医学はよくわかりませんが、ためしにやってみたところ効く感じがしました。
とくに睛明は結構効果ありました。
読書好きのみなさんや、お仕事で目を酷使する方におすすめです。是非お試しを。
あとは電子書籍、スマホ、パソコンなどはブルーライトカットのメガネがおすすめです。ブルーライト思ったより目にきます…。今はおしゃれで安価なものが数多くあるのでファッション感覚で使用するのおいいと思います。
駄洒落という文化
親戚のおじさんに、いつも駄洒落を言ってはすべっていて、「寒いよ…」と言われてる人がいます。おじさんなりに、周りのみんなと仲良くしたくてやっていることなのでしょうが…難しいですね。
「駄洒落」のこの「駄」とはなんだろうと思って調べてみました。もともとは貴族のたしなみに「洒落」というものがあって、その中でも程度が低いものを「駄洒落」というようになったとか。思ったよりも歴史は古いんですね。
親戚のおじさんの件もあって、駄洒落のイメージとしては、寒くてくだらない、いわゆる「オヤジギャク」みたいな印象があります。(おじさんごめんなさい)
よくある駄洒落の例としては
・布団がふっとんだ
・コーディネートはこーでねーと
・トイレにいっといれ
・駄洒落を言ったのはだれじゃ
などなど。
日本人は言葉遊びというか、語呂合わせが好きですよね。おせち料理にしても「昆布巻」は「喜ぶ」とかけてたり、「黒豆」は「こつこつとマメに働く」とかけてたり。
たしかに駄洒落で爆笑するというのは、現代では難しいのかもしれないけど、思ったよりも歴史があるし、美しい日本語の語呂合わせを「寒い」と切り捨てるのはもったいない気もします。今後は、駄洒落を言う人を見かけてもつまらないと思うんじゃなくて、「なるほどね」と関心するようにしたいと思います(笑)
理想の身長差
恋愛ものの小説や漫画、ドラマなんかを見るとヒロインとヒーローのカップルの身長差が結構あることが多いですよね。カップル同士の理想の身長差ってどんなものなのかなと思って調べたところ、15センチ差という意見を見かけました。たとえば女性が160センチだった場合、男性は175センチだと良いとされているようです。
理由としては、ハグやキスがしやすい、ふたりで並んだときの見た目バランスが良い、女性側がそこそこのヒールを履いても男性の身長を抜くことがないなどらしいです。やはり男性のほうが女性を大きく上回る身長が恋愛ものでは人気なんですね。恋愛コミックでも最近は「体格差」ものといって、男性が高身長で女性が華奢なジャンルがあったりします。男性が大きいと、女性をひょいとお姫様抱っこをしたり、後ろから包容力のあるハグをしたり…女性もより可愛らしさが強調されますし、愛されが好きな女性にはたまらないです。恋愛もので20センチ以上身長差があるものも少なくないですが、現実でそこまで身長差があるとちょっと大変そうだななんて思ったり。話す時とか男性が少し屈まなきゃいけなかったり、歩幅が合わなかったりするのかなーなんて。
私は案外、身長差そこまでなくて、お互いの目線が合う感じもキュンとします。