悲しいお知らせが…

私は、自分からなにか発信する場合はブログ、SNSは情報収集のためにやっていたりします。
SNSで自分の住んでいる地域の情報を発信してくれるアカウントをフォローしているのですが、先日とても悲しい情報が流れてきました。駅のそばにあった、大きめの本屋さんがついに閉店するとのこと…。ここの本屋さんは昔からあって、規模としても大きく、直ぐ側にコミックをメインに置いた別館があったりするほどの立派な書店でした。私も近くに行ったときはふらっと立ち寄っていたんです。
数年前に、コミックを置いてる別館がなくなり、そして本館も書籍だけではなく雑貨を多く置くようになって様変わりしました。今は本屋さんがだいぶ厳しい時代だというのは知っていたので、本が減って雑貨を置くのもいたしかたないのかな、なんて思いながらおしゃれなブックカバーと小説を一緒に購入して帰っていたんですけど、
そこから、コロナ禍になり外出自体が減ったこともあって、その書店にあまり足を運ばなくなっていたところに、閉店のニュースを目にしました。
書店が閉店するということは今の時代、全然不思議なことではないんですけど、昔からあって自分もよく行っていたところがなくなるというのは衝撃というか…。寂しい気持ちになりますね。閉店する前に、また足を運んでみようと思います。

本の帯に心を奪われて

私が何か本を探すとき、大体はまずタイトルに惹かれて一冊手に取ります。それから帯や裏表紙のあらすじに目を通し、挿絵があるならば軽くパラパラと捲る。そうして購入するかどうか決めることが多いです。しかし十年以上も前に一度だけ、タイトルよりも帯に吸い寄せられるように思わず買ってしまった本があります。その本はどうやらシリーズものの二巻目、あらすじを読むと絶対に難しそうな内容。けれども、どうしても帯に書かれた一言が気になってしまい、すぐに購入を決めました。
普通帯には、読者が読みたくなるようなかいつまんだ掲載内容やちょっとしたあらすじだとか、先だって読んだ人の差し障りない感想とか、何の賞を取ったとか、そういうものが書かれているという印象しかなかった私には、そのただ一言があまりにも衝撃的でした。書かれている情報が簡潔であるため、想像力は膨らみます。一見すると希望に満ちたその言葉が、物語にどう影響を及ぼすのか。本を読み終わた後、改めて帯を噛み締めてみると、作中で使われている言葉ではないのに、本当に物語を象徴する一言でした。丁寧に紡がれた、作品の言葉の力の凄さを感じさせられた瞬間です。
帯から出会ったこの本は今でも大切にしています。この本をきっかけに、本を探す時は、帯も意識するようになりました♪

英語を勉強する友人

友人が本格的に英語の勉強を始めました。世の中がもう少し落ち着いたらフランスに行きたいそうです。それならフランス語では?と思ったのですが向こうはけっこう英語が通じるらしく、また彼女はフランス語は全く未知の世界。英語とは文法も違うようで独学で一から勉強することは難しいので英語を極めることにしたそうです。それに一番行きたいのはフランスですが他にも行きたい国があるみたいですし、英語が聞き取れる・話せるってなったら絶対便利ですもんね。私も外国人に道を訊かれた時とか案内できるくらい英語できるようになりたいなぁ。
そんな彼女と先日一緒に本屋さんに行って参考書を見てきました。本屋が好きなので私は付き添いでwしかし色んな参考書があるのですね。TOEICや英検の勉強に向けたもの、日常英会話や、ビジネス用、旅行用…目的や自分のレベルに合わせて何種類もあって驚きました。彼女の場合は試験は特に考えてないようでとにかく実用性重視。気になるタイトルを片っ端から手に取ってパラパラ確認しながら絞っていって最終的には1冊に決めていました。「絶対使える英語のパターン〇〇選」みたいな感じでこれさえ完璧に暗記すれば英会話が充実しそうな1冊。またリスニングがDLできる仕様になっていてこれから毎日聴くと息巻いていました。
私も一緒に勉強しないか誘われましたが今はまだ読みたい本がたくさんあるので勉強する時間よりは読書タイムかな。

衣替えついでに断捨離を!

急に寒くなってそろそろ衣替えの時期ですね。夏服をしまうついでにこの夏一度も着なかったものは処分・逆にこれから出す冬服で去年から好みが変わってしまったものも処分しようと思います。断捨離は衣替えのついでにやった方がスムーズにできそうですよね。
もうすでに何着か秋冬服を買ってしまっているので、それから去年のものを出すとなるとスペースが厳しそうです。秋冬服は可愛くて大好きなのですは本当にかさばるのでやっかいですよね(汗)目標は秋冬服・春夏服、7着ずつ捨てる!微妙な数字なのは本当は10着と言いたいところだけどひよってしまった自分です(笑)5着だと少ないかなってw
最近、ファッション雑誌を読んでいなかったので明日は本屋さんでファッション雑誌を買って念入りに流行と着回し術を勉強してから断捨離衣替えに挑みたいと思います!収納術が載ってる雑誌も欲しいなぁ。押し入れスッキリしたら気持ち良し色々取り出すのにも便利ですよね。なんて言って本を買っただけで満足しないように気をつけます!フリじゃないですよwwしっかりイメトレして、ゴミ袋も多めに準備し、週末はしっかり行います!勢いで本や雑誌も仕分けしたいな。全部できたらくったくたになっていると思うのでその時は頑張ったご褒美に宅配ピザか宅配お寿司なんていいかも。これでモチベアップです

懐かしの漫画を紹介して

先日遊びに来た友人からオススメの漫画本を教えて欲しいと言われました。会社の後輩くんの誕生日プレゼントにマンガを贈ろうと考えているそうです。どんな感じの子か訊いて、年齢から世代では無さそうな作品をチョイス。(読んだことあるor持っているを防ぐため)オススメなんてたくさんあるからすごい迷ってしまいますが「この人が好きになりそうな」って限定されてると選ぶのも楽しいですね。
今はいろんな漫画アプリで無料試し読みできるので1話が読めるURLも合わせて教えてあげました。実際に少しでも読めた方が選ぶ時に参考になりますもんね。プレゼント選びのつもりで読んでた友人も「面白かったから自分用で買うわ」って言っててすごく嬉しかったです!漫画ソムリエ冥利に尽きます(笑)
20年くらい前の作品も紹介したのですが、久しぶりに自分で読み返してみてもやっぱり面白いです。単行本どこやっちゃったかなぁって作品もいくつかあって、少し悶々としているところです。もうずっと読み返していないので久しぶりに読んでみたらかなり新鮮な気持ちで楽しめそうですよね。私ももう1回買っちゃおうかな?笑 友人の後輩くんも気に入ってくれるといいのだけど。これがホント(本と)のご縁…なんちゃって!

本屋さんはとっても楽しい!

今日は特にお目当ての本があったわけではないのですがなんとなく本屋に立ち寄ってぐるりと店内を一周してきました。漫画の新巻をチェックしたり、気になる雑誌を見て付録はどんなものか見てみたり、小説コーナーでは心惹かれるタイトルが無いか棚を端から端までじーっと眺めたり。暇人と言われればそうかもしれません(笑)でも私にはこの時間がとっても楽しいのです!特設コーナーを見るのも大好きですし、書店員さんのコメントPOPを見るのも楽しい。大きい書店に行くと作者さんの色紙が置いてあったりするじゃないですか!あれはもうたまらなく嬉しいですね!!漫画家さんの生色紙はとっても綺麗で迫力があります。
他にも、私の歳では素通りしてしまう小学生女子向けの漫画雑誌だって「今の時代はやたら瞳が大きいなぁ(笑)」なんて思ったり、「この作者さん、私が小学生の頃から描いて人だ!懐かしい!好きだったなぁ!」って懐かしさに浸ってみたり…本屋さんはいろんな想いに馳せることができるんですよね。
誰かと待ち合わせしてもし相手が遅れることがあればカフェや雑貨屋さんで時間潰そうかなと思う方が多いかもしれませんが私は断然本屋さんですね!何時間でもいれる気がします!

古本屋で購入した女性の生き方を学ぶ本達

暇で何にもやることのない週末の午後に、ちょっと足を伸ばしておうちから離れたところにある古本屋さんに出掛けました。棚に並んだ商品をじっくりと吟味しつつ、店内をくまなく歩きながらふと目につくのは、訪れる人々が思い思いの時間を過ごしている姿でした。地域密着型のブックストアということもあり、老若男女が心地よさそうに商品を眺めている光景はなかなかよいものです。私もそんなお客さん達の気持ちに後押しされ、いつもよりも一層本探しに力を注ぎ、素敵な作品達を購入することができました。その甲斐もあってか気持ちも満たされ、買い物後の一杯のコーヒーはとっても美味しかったことが印象に残っています。この日の収穫は、今は亡き女性作家の着物のお洒落とライフスタイルについて書かれたエッセイと女優の半生を綴ったノンフィクションでした。どちらの作品も仕事や恋に力一杯生きた女性が主人公のため、きっと私自身の人生にもよい影響を与えてくれるであろうと感じており、今から読むことが楽しみで仕方ありません。しかしながら、幾つかまだ読んでいない本が部屋に積まれているので、2冊のページを開くのは当面先になりそうです。なにはともあれ、楽しみを秘めた暮らしは、気持ちに張りが生まれるもの。刹那的に出会った素敵な本を読むことを胸に、日々の暮らしを精進してゆこうと思っております。

お酒の力を借りたい夜もある

考え事がある時、お気に入りのスタンディングバーに入りじっくりと腰を据えて一人でお酒を飲むことがあります。喫茶店でコーヒーを飲む事も好きなのですが、とにかくボーっとしたい時にお酒の力を借りると有効に働くことを遠い過去に知りました。そのため小説を読んでいて、登場人物が寡黙にカウンターに座ってグラスを傾けている姿が書かれていると妙に親近感が湧いてくるようになったものです。また今まで読んできた小説には様々な形でお酒と人が登場し、交わりあっていたことが思い出されます。苦悩や悲しみを抱えながら、それをまぎらわすためにビールやワイン、ウィスキーで心を潤してささやかな気分転換をしているところからは、生きることのもどかしさや切なさを知りました。特に好きなシーンは、ある小説で男性が淡い光が漂うバーの木目調のカウンターで、ビールとナッツを食べるシーンでした。その男性はまめに自炊や洗濯もしており、日々の生活を丁寧に過ごしています。孤独にさいなまれながらも、自堕落にならずしっかりと地に足を着けて暮らしている姿はとても素敵です。そんな彼にとってバーでのくつろぎは極上の贅沢なのではないかと感じたし、このような小さな楽しみは生きることの潤滑油になると思いました。私も自分と向き合う時間を持ちながら、肩の荷を背負い過ぎずにでもしっかりと生きてゆきたいと密かに願っております。

本屋で手にした文芸誌

先日本屋の店頭で文芸誌のページをめくってみました。友達との待ち合わせまで時間があったため、近くにある書店に寄ってたまたま目にしたことがきっかけでした。今から数年前に面白そうな特集が組まれているものや、読み切りの短編ものを目的に何度か購入したことがありました。あれから年月が経っていたためか、文芸誌に触れたことはとても新鮮だったように感じます。いくつかの出版社から発行されており、掲載されている作品にもそれぞれの企業の個性が反映されているようでした。目次を見ていると今月号から始まる新しいエッセイや既に連載中の小説などが載っており、本好きな私には魅力が詰まった書籍だと感じました。また知っている小説家の名前も多数あったため、掲載されている作品をすべて網羅したという強い願望に駆られたものです。
さて文芸誌と言えば、新人賞という言葉が即座に頭に浮かぶためか、作家になる登竜門として小説家を目指す方々が応募する姿を想像したものです。私が手にした書籍にも賞の公募記事があり「この賞から今後活躍する作家が生まれるかも」という気持ちが沸き上がったのでした。読書好きな人も小説家を目指す人も手にする文芸誌。そこには夢とロマンと希望が詰め込まれていると感じました。

未知なる本を手に取る時の心得

新刊がどんどん発売される昨今、すべての本を読んでいるという方はいないでしょう。たいていはお気に入りのジャンルがあったり、作家さんがいたりするものです。私もいつもは決まった方を中心に読書をしています。しかし時々ふと「まったく知らない、新しい人の話を読んでみたいな」と思う時があるのですよね。
そんな時に役立つのは、やはりインターネットです。いつも使っているオンラインショップでは、購入履歴からお勧めを教えてくれますし、出版社のサイトにはたいてい書影とあらすじが載っています。その中からちょっとでも「面白そうだな」と思ったものを探すのです。どうして自分の感覚に引っかかるのかなんて、考えてはいけません。たとえば表紙が綺麗だったから、作者の名前が気になったから、あらすじのワンフレーズに心がときめいたから、何でもいいと思います。
そしてそのままサイトで実際に購入……ではありませんよ。新刊ならば、書店に行ってその本を手に取って、可能ならばちらっと立ち読みをして、最終的に買うかどうかを決めるのです。一冊買うのにそこまで手間をかけるの?と言われたこともありますが、お金には限りがあるので、熱心に検討したいというのが本心です。