BEASTERS

またまたお友達に勧められて読んだ漫画の話です。

「BEASTARS」(作者:板垣巴留/週刊少年チャンピオン刊)という漫画になります。ざっくりネタバレなくお話しすると、舞台は擬人化された動物たちが独自の文明や社会を築いた世界観になります。

人間の世界と同様に学校や会社があり、そこで学んだり、仕事をしていたりするわけですが、完全に動物オンリーの世界で、人間は存在しません。

そんな世界の物語の中心となってくるのは中高一貫のエリート校チューリトン学園。主人公はそこに通っているハイイロオオカミのレゴシ。

そんな主人公の通っている学園内である日、「食殺事件」が発生します。(動物の社会とはいえ本能のままに他者を傷つけたり食い殺してしまったりすることは犯罪になります)

被害者はレゴシと同じ演劇部に所属していたアルパカのテム。一体テムを食べてしまったのは誰なのか……そんな物語の始まりになります。

獣の本能が介在し、苦悩しながらも現代の人間と同じような社会を生きて、様々な経験をしていく主人公のヒューマン?ドラマで、ドキドキハラハラしながら楽しんで読むことができました。

だいぶ癖のある話の内容と絵柄なのですが、なんと作者の板垣巴留先生は、かの「グラップラー刃牙」の作者、板垣恵介先生のお嬢さんだそうで、何だか血の繋がりを感じてしまいました(笑)

BEASTERSは連載開始にズートピアの公開が重なってしまうなどの不幸もありながら、アニメ化もされており主題歌も有名になったのは、ひとえにその物語の面白さが故なのではないかなと思います(なお舞台化もコロナのせいでなくなってしまった不幸がありますが、最近朗読舞台の発表がまたありました)

BEASTERSCOMPLEXというスピンオフ作品まで全部読みましたが、全部読み終わると一抹の寂しさがありますね。あの世界観にまた浸るために朗読舞台にも行ってみようかと思います。

サマータイムレンダ

お友達に勧められて、「サマータイムレンダ」(原作:田中靖規 / 集英社ジャンプコミックス刊)という漫画を読みました。
内容は聞かずに、「多分好きだと思うし、面白いから!」と言われ読み始めました。

かんたんな内容としては、(ネタバレなしです)

主人公、網代慎平が幼馴染である小舟潮の訃報を聞き、2年ぶりに生まれ育った日都ヶ島(ひとがしま)に戻ってきました。
潮は子供を助けるため、海で溺れるという事故で亡くなったはずでしたが…が。
主人公の親友であり、医者の息子である菱形窓から、実は潮の遺体には首を締められたあとがあり、他殺の可能性があると聞かされる。
実はこの日都ヶ島には「影」と呼ばれる存在がいるという忌まわしい伝承があり、その「影」を見たものは死ぬと言われている。
潮の死は「影」が関わっているのか?

こんな感じです。
和歌山にある離島がモデルで、すごくのどかでほのぼのしてそうな雰囲気がある中、突然不穏な感じになるSFミステリーものでした。

雰囲気としては「ひぐらしのなく頃に」とかホラーゲームの「SIREN」に似た雰囲気で、とっても楽しめました!

はじめとりあえず3巻くらいまで買ってみようかなと思ったんですが、少し読んだところでおもしろくて一気に全巻13巻買って一気読みしました。
アニメもあるらしいので今度見てみようと思います。

ゲームのストーリー解説

わたしは読書だけじゃなくて、ゲームも好きなんですよね。
幼少期は読書とゲームで育ちました。
っていうと友達いないのかよって感じですが、「学校には」ちゃんと友達いました。
わたしが通っていた学校は、家から電車で通う私立の女子校だったんです。
つまり、学校のお友達は住んでるところがバラバラで、学校でバイバイして家に帰ったら遊べないんですよ。
もちろん近くに同級生が住んでれば話は別ですが、わたしの家のそばにはだれもいませんでした(涙)
なので、家に帰ってからは本を読んだりゲームをしてすごすことが多かったです。
昔からインドア派です(笑)
ゲームといっても、ただ敵を倒すだけとかのものではなく、ステージとか世界感、登場人物などの設定が結構しっかりしていて、ストーリーもちゃんとあるようなものが好きです。
最近も、世界観が素敵だなと思って始めたゲームがありましたが……ストーリーが難解!
なんとなくふんわりはわかるけど……むずかしい。
考察を自分の中でして、こういうことかな?なんて想像するのも楽しいけど、はたして合ってるのか?とか他の人はどう思ってるのかな?って調べたら、ストーリー解説をしている動画が多数ヒットしました。
各配信者によって、いろんな解釈がなされていてどの動画もすごく楽しかったです。
ゲームも楽しんで、そのあとストーリー解説を見ても楽しめる…これは素晴らしい!
また世界観が良くてストーリーが難解なゲームがあったら挑戦したいと思います。

十角館の殺人

先日、わたしが大好きな小説「十角館の殺人」(著:綾辻行人)がドラマ化されたそうです。
「十角館の殺人」といえば、ミステリー界の巨匠綾辻行人の最高傑作と名高く、ミステリー好きなら一度は必ず読むべき作品としても名前があがるほどの名作。
この作品が、綾辻行人のデビュー作というから驚きです。天才!!
各々を、「エラリィ(エラリー・クイーン)」「ポウ(ガストン・ルルー)」「アガサ(アガサ・クリスティ)」など有名推理作家にちなんだニックネームで呼び合う推理小説研究会のメンバー7人。
彼らは、半年前に凄惨な事件が起きた角島とよばれる無人島に訪れ……そこで事件は起こる。
もうこれだけでワクワクしますよね。
ミス研、無人島、クローズドサークル……まさに王道。
この小説が絶賛されているのは、この設定や個性的なキャラクターだけではありません。
ラストの方のとある一文で、すべてがひっくりかえる……いわゆる叙述トリックが素晴らしいからなのです。
叙述トリックとは、映像ではなく小説だから成り立つものであり、映像化は不可能とされています。
それなのに、「十角館」は漫画化……さらにドラマ化されました。本当にすごいです。
わたしは小説、漫画、ドラマすべてみていますが、どれも素晴らしいできです。
ドラマも内容知らない人がみてもしっかりと叙述トリック部分が成り立っていると思いました。原作に非常に忠実で、すでに内容を知っていてもとても楽しめました。
まだ見ていない方にぜひおすすめのドラマです。

ホットミルク

わたしは子供のころ、牛乳が嫌いでした。
でも牛乳は栄養価も高いし、カルシウムも取れるから給食でも出てくるしで、いやいや飲まされるから余計に苦手になってしまいました。
そんな牛乳嫌いのわたしに、お母さんがある日、ホットミルクを作ってくれました。
はじめは「げー!温めたところで牛乳じゃん!!」って思ったけど、思ったより優しい香りがして……。
恐る恐る一口飲んでみると……「あれ?思ったより美味しい!」とびっくりしました。
温めてあるだけじゃなくて、飲みやすくなるようにはちみつが入っていたのでほんのり甘かったです。
そこからホットミルクが大好きになりました。
給食にでる冷たいパックの牛乳は好きになるのにはまだまだ難しかったけど、前ほど苦手意識もなくなりました。
そんなホットミルクは大人になった今でも大好きで、寝る前や読書のお供に飲んだりします。
子供の頃の思い出ってのもあるけど、なんだか落ち着くしリラックスできるんですよね。
調べたらホットミルクには実際、安眠効果があるようです。
また牛乳にはカルシウムが含まれていますが、そのカルシウムには副交換申請を優位にしてリラックスする効果もあるようです。
まさに読書にはうってつけの飲み物です。
寝る前や、読書などにホットミルクいかがですか?

繭気属性

繭気属性ってご存じですか?というか、読み方からまず知らない人が多そうです。

こちら、決して「まゆきぞくせい」ではありません。「けんきぞくせい」と読みます。

私も調べるまでふわ~っとしか知らなかったのですが、神社などのパワースポットや個人に属性、みたいなのがあるというのは聞いたことがありました。繭気属性は簡単に説明するとそれのことです。

詳しく話すと繭気属性とは、陰陽五行思想から派生した言葉だそうです。地・水・火・風・空に自然の要素を分けて、人間にも当てはめたもののことです。

神社の属性と自分の属性が一致していると(相性がいいと)リラックスするとか、逆に相性が悪いと空気や気分が重く感じる……などスピリチュアル的なことが書いてありましたが、ぶっちゃけ特に何かを感じたことはなかったりします……w

私が鈍感なのか、最初からそんなもの感じるわけがないのか、観光に一生懸命になっているのかはわかりませんが、もしかしたら気持ち次第なのかもしれないですね。

ちなみに繭気属性の調べ方は次の通りです

①生年月日を一桁ずつ足す

②血液型の数を足す(A=1、B=2、AB=3、O=4)

③出た数字と属性の数字を照らし合わせる

だそうです。属性の数字はそれぞれこう。

【地】1、6 【水】2、8
【火】3、7 【風】4、9 【空】5

それぞれの属性の数字に関しては、五芒星の頂点に右回りに順番に五属性を設置したとき、五芒星の線で結ばれた先が相性がいい属性。対して、五角形で結んだ線の先の属性(隣り合った属性)は相性が悪いそうです。

とはいえ、あまり深く考えなくてもいい気がします(笑)占いを楽しむくらいにちょっと気にかけてみようかなとは思いました。

私人逮捕系YouTuber

一時期「私人逮捕系YouTuber」という方々話題になりましたね。
彼らがアップロードしている動画の内容としては駅や街中を自主パトロールして、痴漢や盗撮などを見つけて注意して警察に引き渡すといったような内容です。
リアル警察24時のようで迫力があるとか、警察でも数が追いつかない性犯罪者を捕まえてくれてありがとう!とか、痴漢にあっても声もだせず誰にも助けを求められなかったので心強いです!など賛辞の声も多く上がっていましたが、警察でもない一般人にそんな権限があるのか、確保するとき強引すぎて危ない、冤罪だったらどうするのかということで炎上しました。
また一部の私人逮捕系YouTuberが逮捕される結果となり(逮捕された内容は痴漢や盗撮を捕まえることとは別でしたが)世間では否定的な声のほうが多くあがるように思えました。
この問題、ちょっと興味深くて見ていたのですが否定的な意見を言う人の大半が男性でした。一番大きい理由としては、身動きの取れない満員電車などで痴漢冤罪で捕まったら堪ったものじゃないというもの。
なるほどなと思いました。
わたしは子供の頃から読書ばっかりしているおとなしい子だったので、朝の満員電車ではよく狙われました。きっと騒がないと思ったのでしょうね。まあ実際その通りで声すらあげることもできませんでした。
なので、痴漢や盗撮犯を捕まえてくれるということろだけみると称賛する側にどうしてもまわってしまいます。
痴漢冤罪のリスクの他、いろいろ問題があるのもわかっていますのが、一度でもこいった被害に遭うとそれでも彼らに少しでもすがってしまいたくなるのです。
そもそもそういった私人逮捕系YouTuberも痴漢や盗撮犯がいなければ活動できないはず。
盗撮は気軽にできるためか本当に多いなと感じます。
彼らのようなダークヒーローが活躍しなくてもいい世の中になるといいなと切に願っています。

学校の七不思議

みなさんは子供の頃「学校の七不思議」というものはありましたか?
わたしが小学生の頃もあって、怖いけど夢中で七不思議に関する本を図書室で借りて読んだものです。
七不思議といっても、いろんな種類のものがあって、総合したら7つ以上あると思います。
有名なところでいうと「トイレの花子さん」「音楽室の目が動く肖像画」「校庭を歩き回る二宮金次郎像」「十三階段」「動く人体模型像」などなど。
これらに他のいろんなものが付け加わって、その学校の七不思議ができあがっていたと思います。
七不思議の怪異が起きるのは基本的に真夜中なので、生徒でそれを確認するのは難しいですし、あくまでも噂話や都市伝説的な感じですよね。
一番不思議だなっていうのは、そういった七不思議がインターネットがないころに各地の学校で、内容は微妙に違うものの共通認識としてあったことですね。
元ネタというか出処はいったいどこで、いつ頃からあるんでしょうか。
少なくともわたしが小学生の頃にはあったので、インターネットがないころから存在していたことは間違えありません。
どこの誰かが言い出して、テレビや雑誌などでひろまったのでしょうか?
軽く調べたところ「七不思議」自体はかなり前からあって、江戸時代からあるとかなんとか…。
それでいろんな七不思議を題材にした本を出版している出版社が学校の七不思議の本を発売したからそれで広がった説があります。
本当かわからないけど、それで全国に広まったとしたらそれはそれですごいですよね。それくらい魅力的な話なんでしょうね。

フードデリバリー

最近はフードデリバリーサービスが浸透してきて、家にいながら気軽に外食が楽しめるようになりましたね。
家で食べるのになんで「外食」なんだよっ感じですが、今のフードデリバリーは以前の出前とちがって、レストランの料理を宅配してもらう感じなので「おうちで外食」って気がするんですよね。
以前の「出前」は、もともとデリバリー用のピザを届けてもらうみたいな印象です。
考えてみたら出前って昔はピザか寿司が定番でしたよね。あとは近所のそばやさんとかラーメン屋さんとか。
今はありとあらゆる食事を運んでもらえてすごいなって思います。
さすがに店舗で食べるよりは割高になりますが、朝バタバタしてるときに注文だけして自分の用意をしているあいだに届きますからね。
時間短縮っていう意味では割高なのは仕方ないと割り切ってます。
あと、食べ物だけじゃなくて、飲み物やデザート、コンビニの商品なんかも持ってきてくれるのもありがたいですよね。
読書してるときになにか美味しいお茶とケーキが食べたい……。
そんなときポチッと注文完了しておけば、あとは優雅に本を楽しみながら商品を届くのを待つだけ。
家でいれるお茶とは一味違った美味しいお茶とケーキをいただく……結構な贅沢ですがたまにはいいかななんて思ってます。

難読漢字

突然ですが「嘯く」ってなんて読むと思いますか?

この漢字、とても難しくて正読率が5%とかなんとか言われてます。
もちろん常用漢字ではないため、新聞などでは使われないです。(小説では使われることはあると思いますが、おそらくルビがついてると思われます)
まずそもそも、漢字自体が難しいですよね。書けと言われても、見ないと書けないし、見ても画数も多く細かいから間違えそうです。
そんな漢字、読めないのが普通ではないでしょうか。

さて、では答えですが…
「うそぶく」と読みます。
とぼけて知らないふりをするといった意味があります。
読めないどころか、あまり使用しない単語ですよね。

最近の若者は本を読まないからこんな漢字が読めないんだ!
なんて言う人もいますが、読書をそこそこしているわたしでも知らなければちょっと厳しい漢字です。
わたしはたまたま難読な漢字ということで話題になっていて知っていたから読めますが、そうでなければ読めませんでした。

他にも難読漢字を見ると、本当に読めないものばかりでちょっとおもしろかったです。
軽く紹介をしてみましょう。

「蟠る」わだかまる
「強か」したたか
「軈て」やがて
「能わず」あたわず
「堆く」うずたかく

いや~難しいし読めませんね(笑)
その他地名、名字、動物の名前、植物の名前、魚の名前なんかも難読な漢字がたくさんあります。
暇なとき難読漢字一覧を見るのも結構面白いのでおすすめですよ。