看板猫のいる古書店に行ってきました。もちろん猫は店内をうろついてはいませんよ。入口付近、レジ横のベッドの中で、ひたすらに眠っているのです。私がもっと若かったころから、もうかなりの年月ここにいますから、けっこうなおじいちゃん猫でしょう。店主の女性は「こうやって大人しくしてくれているから、ここに連れてこられるんだよ」と言っていました。ちなみにこのお店は、店主高齢のため、もうじき閉店することになるのだそうです。ある意味、ここまで続いたことが奇跡だったのでしょう。
彼女は長年の仕事に満足しておられたようですが、私はやはり、寂しかったですね。ですが、悩んだ末に出したであろう結論を、どうすることもできません。私は、せめてその終わりの日までは、通い続けようと決心するくらいが精一杯でした。
始まりがあれば、終わりがあるのは当然のことと、受け入れるしかありません。せめて天使と猫ちゃんが、ここを卒業した後も、幸福でありますように。日の当たる部屋でのんびり過ごせたら、最高ですね。私はここでいままでに買い集めた本を、思い出とともに、大切にしていこうと思います。絵本に小説、雑誌に漫画。お小遣いの少なかった頃は、この古書手には、ずいぶん楽しい思いをさせてもらったものです。
本の表紙の重要性
小説はいつも、カバーをかけて読んでいます。読了するとそれを外すのですが、たいていは、この本はこんな表紙だったのか、と驚きますね。長年間に、何度も読み直して愛読したもの以外、どんなデザインだったか忘れてしまっているからです。今回読み終えたものも同じ感想を抱きました。しかし同時に、内容のイメージが凝縮されていることに、関心もしたのですよ。話を知っているからこそわかる感動というのでしょうか。
それを書棚に並べて背表紙を見たときは、とても安心します。これでやっとこの本を全部読み終えた、このストーリーを、胸に置いておくことができる、と思うのです。店頭で購入する時のみならず、手に入れた後もこうして目を引き付けるなんて、表紙ってすごい。カバーをつけるのが日常になるまで、まったく気がつきませんでした。
おかげで今は、本棚を眺めるのが半ば趣味のようになっています。内容を思い出し、読んでいた時の気持ちに再度触れて、どきどきするんです。自分は単純だなと思いつつ、この幸せを満喫しています。何せ、新刊を買う必要がないので、お金もかからずお手軽なんです。次に素敵な出会いもするまでは、しばらく、書棚を眺めて楽しんでいようと思います。
祖母の着物と日記帳
友人が着物の整理をしたそうです。おばあさまから貰い受けたものがたくさんあるんですって。着物は多少体型が違っても着られますからいいですよね。生地や着方の流行などはあるようですが、形などは長く同じですし、時の経過もあまり関係なさそうです。
彼女はそれらを、天気のいい日に部屋に出して、風をとおすのだと言っていました。そのときに、ついでに一緒に預かっている日記帳も、並べるのだとか。すっかり色が変わって、表紙もとれかかったそれは、おばあさまが長く書かれていた物だそうです。とはいっても、中身は読んでいないし、読むつもりもないのだと言っていましたね。おばあちゃんのプライバシーだし、達筆すぎて読めないし、とのこと。たしかに昔の方の文字は、流麗というか、ちょっと崩れていて癖がありますよね。私の祖父母もそんな感じでした。
彼女のおばあさまはだいぶ前に亡くなられていますが、今でも孫娘がこうして、譲り受けたものを大切にしてくれていると知ったら、嬉しいでしょう。ちなみに彼女は、もっと年を取って、毎日落ち着いて家で過ごせるようになったら、着物を着て日常生活をしたいそうです。そのために、今着付け教室に通っているんですよ。
資格本・参考書を安く買う方法
資格の本とか参考書を安く買いたい!そんな人におすすめの方法があります。こうした専門的なものって普通に買うとけっこう高いですよね。私も買ったことがありますが、1冊1000円とかすることがあって、それなら小説が欲しいなってよく思っていました。でも、友達から言われた方法で購入するようになって、お金を節約できるようになりました。とはいってもそんなに難しいことではありません。購入場所を工夫するだけです。普通の書店だと定価なので、安く入手したいなら古本屋に行きましょう!ただし、普通の古本屋ではなくて、学生街にあるお店に行ってくださいね。学生街にある古本屋に行くと資格関係のものや、参考書などがかなり充実しています。しかも、学生さん向けに販売しているのでお値段も安い!大手の古本ショップよりもお得に購入できることが多いので、ぜひ試してみてください。
でも、ちょっと気をつけて欲しいことがあります。資格や参考書を買う時は、できる限り新しいものを選んでください。なぜなら内容が変わっていて、使い物にならないことがあるからです。私もそれで失敗したことがあります。購入したのものがかなり古かったので、今と内容が変わっていて、間違った知識を身につけてしまったことがあるので、みなさんは注意してくださいね。
個性が強い作品は身を任せることが大切
個性が強い作品ってありますよね?そうした小説の場合、ちょっと読みづらいと感じるかもしれませんが、あることを心がけるとどんどん頭の中に入っていきます。まず、心がけて欲しいのが「身を任せること」です。これは友人に言われて意識するようになったのですが、個性の強い作品の場合、深く考えずにボーっと読んだ方が理解しやすいと思います。自分のペースで読もうとするのではなくて、作者に合わせることが大切なのです。かなりここは重要なので、覚えておいてくださいね。
あともう1つ大事なことは、分かるまで何度も読むことです。個性の強いものは、一度で理解するのは難しいと思います。毎日小説を読んでいる私でさえ、1回では分からないこともあります。1回でイマイチ理解できなかった場合は、2回、3回と読んでみてください。すると「なるほど!そういったことか!」と納得できることが多いです。この2つのポイントを意識すれば、ちょっと読みにくいと感じる個性的な小説も楽しめるでしょう。ただ、読書初心者の場合は無理にそうした本にチャレンジする必要はないです。本に苦手意識を持ってしまう可能性があるので。初心者はやっぱり分かりやすいものがいいかもしれませんね。
最近の少女漫画は男性にも人気?
職場にいる男性がなにか読んでいたので、気になってタイトルを見てみたら少女漫画でした。まったくそんな感じではなくて、硬派な印象の男性だったので、その時は「えっ!」と思いましたが、最近の作品は男の人にも人気みたいですね。試しに仲のいい男友達とかに聞いてみたら、意外に読んでいる人が多かったです。私も男性向けの漫画を読んでいるので、それと同じ感じだと思いますが、確実に以前よりも読者層が変わったんじゃないかな。近頃は少年誌の売り上げが微妙だって言われているけど、もしかするとそっちの方に人が流れていっているのかもね。
ちなみに職場の人が手にしていた作品は、私も知っているものでした。けっこうおもしろいですよ。恋愛小説が好きな人ならハマると思います。映画にもなっているから知っている人も多いかもしれませんが。でも、こんな風に女の子向けの作品を読んでいる人を見ると親近感を感じますよね。あんまり声をかけたことがないけど、今度積極的に喋ってみようかなって思いました。それでもし小説を読む相手なら、本の貸し借りをしたいですし。本が好きなら嬉しいなぁ。ただ、ほとんどしゃべったことがない相手なので、いきなりグイグイいくとびっくりされるかもしれないので気をつけようっと。
友達のオークションで小説を買った失敗談
最近、友達がネットオークションで小説を買ったみたいですが、ちょっとトラブルがあったようです。もっときれいな状態を想像していたみたいで、届いた本を見てビックリしたと言っていました。「ちょっとくらいなら良かったけどこれはないなぁ」って嘆いていたのを見て、ネットオークションで買い物をする時はやっぱり慎重になった方がいいと改めて思いました。特に気になったのはニオイみたいですね。タバコのニオイがすごくて、開く度にすると言っていました。友達はタバコのニオイが本当にダメです。だから一緒にご飯を食べに行く時は絶対に禁煙席に座るようにしています。たしかにタバコ臭がすごいのは厳しいかもしれませんね。
ネットオークションで本を買う時は、ちゃんと状態を詳しく説明してもらってから入札した方がいいですよ。相手は「信用できないの?」って思うかもしれませんが、私はどんなに安くてもなにかあったら嫌なのでそうしています。たとえば、「匂いはしませんか?」「ヤブれはないですか?」「シミはないですか?」ってことを聞くようにしているので、あんまり友達みたいなトラブルにあったことはないです。これは他の商品にも言えることなので、買い物をする際はこのくらい慎重になった方がいいと思います。
口コミを参考にするメリット・デメリット
小説を購入する際に参考になるのが口コミです。チェックすると面白いのか、読みやすいのか、買う価値があるのかといったことが分かります。すごく丁寧に口コミを書いている人もいて、そうした情報はすごく役立ちます。できる限り、失敗したくないので、私もその作品の評判を確認してから買うことが多いです。こうしたメリットがある一方で、デメリットもあります。それはネタバレのリスクです。ストーリーや登場人物を細かく説明していることもあるので気をつけてください。恐らく、良かれと思って書いているのでしょうが。私はあんまり気になりませんが、中にはストーリーが分かってしまうと読む気が失せる人も多いと思うので、長文の書き込みには注意した方がいいかも。
もう1つのデメリットは、先入観を持って読んでしまうことです。悪い評判を見てしまうと「どうせ面白くないんでしょ」という気持ちで読み始めるので、本当は良作だったとしても楽しめない可能性があります。小説は読み手によって感じ方が異なるので、他の人が面白くなくても、自分は楽しめることが多々あるので、先入観は持たない方がいいです。あくまでも参考程度に考えるのが、正しい口コミの活用法だと思いますよ。
読書意欲を向上させるアイテム
読書意欲を向上させたい時におすすめのアイテムがいくつかあります。私も欲しいなぁって思っているのが、ちょっと高めのリーディングチェア!絶対にあったら今よりも快適な読書ができると思います。ただ、いいものになるとお値段がね。10万円くらいするからなかなか買えずにいますが、いつか余裕ができたら置きたいです!もっと手軽なものだと、しおりがおすすめ。今のしおりってすごいんですよ。おしゃれな商品がたくさんあって、持っていると本を読むのが楽しくなります。買うのはもったいないという人は、自作するのもいいと思うし。
あとは定番ですがブックカバーかな。ブックカバーにこだわると読書意欲は、かなり向上するはずです!私もこだわるようになって、以前より本が好きになりました。お風呂の時間を有効に活用したい人におすすめなのが、防水タイプのブックカバーです。これがあれば、入浴中でも小説が楽しめます。ただし、気をつけて使わないと破れてしまって、小説が水浸しになるので要注意!安物だと破れる危険があるから、少し高めのものを買った方がいいかも。最近、本を手に取ってもテンションが上がらない人は、こうしたアイテムを試してみるのもいいのではないでしょうか。
小説家になるなら若い方がいい?
スポーツでもなんでも始めるのは早い方がいいと言われているので、小説家もそうなのかな?ってずっと思っていました。でも、よくよく調べてみるとけっこう年を取ってからデビューしている人も多かったです。この業界の場合はあんまり年齢は関係ないっぽいですね。定年退職した人が本を出版したり、主婦が書いた小説がベストセラーになるなんてことも珍しくありません。
むしろ、年齢を重ねてからの方が有利!という意見もあります。これは若い人よりも経験が豊富で、文章を書くのに生かせるからです。だから、「今から始めても遅い」なんて思わずに書きたいのであれば年齢を気にせずに始めた方がいいと思います。やりたい!そう思った時が、始めるベストなタイミングではないでしょうか。ただ、私の場合は読む専門でいいかな。書きたい気持ちはありますが、なかなか時間を確保できません。それに読みたい作品がいっぱいあるから、書いている暇がないです。あとは根気強さかなぁ。作家さんってみんな根気強いですよね。常に小説のことを考えていないといけませんが、私にはその根気強さがないかも。自慢ではありませんが、すぐに誘惑に負けてしまいそうです!だから私はこれからも読む専門でいようと思っています。