本屋で手にした文芸誌

先日本屋の店頭で文芸誌のページをめくってみました。友達との待ち合わせまで時間があったため、近くにある書店に寄ってたまたま目にしたことがきっかけでした。今から数年前に面白そうな特集が組まれているものや、読み切りの短編ものを目的に何度か購入したことがありました。あれから年月が経っていたためか、文芸誌に触れたことはとても新鮮だったように感じます。いくつかの出版社から発行されており、掲載されている作品にもそれぞれの企業の個性が反映されているようでした。目次を見ていると今月号から始まる新しいエッセイや既に連載中の小説などが載っており、本好きな私には魅力が詰まった書籍だと感じました。また知っている小説家の名前も多数あったため、掲載されている作品をすべて網羅したという強い願望に駆られたものです。
さて文芸誌と言えば、新人賞という言葉が即座に頭に浮かぶためか、作家になる登竜門として小説家を目指す方々が応募する姿を想像したものです。私が手にした書籍にも賞の公募記事があり「この賞から今後活躍する作家が生まれるかも」という気持ちが沸き上がったのでした。読書好きな人も小説家を目指す人も手にする文芸誌。そこには夢とロマンと希望が詰め込まれていると感じました。