色気のある女性を夢見て

色っぽい女性とはどのような女性か?というのはここ数年の自分の中でのテーマでした。小説の中にも色気のある女性が登場します。ほくろが色っぽいとか、しぐさが色っぽいなどと描かれていることがあり、それをマネすれば色っぽくなるかもしれない、と思うものの、なかなか思うようにはいきません。
残念なことに、私は胸も大きくないし、ウエストもそれほどくびれていません。体で色気を発するのはムリです。それはあきらめました。それなら、しぐさで色気を、と思うのですがどうしたらいいのか分かりません。髪をかきあげてみる、唇を半開きにしてみる、眠そうな目をしてみる、などというしぐさをしてみるといいのかも、と思うのですが、それをやっても、あまり色っぽくは見えないようです。
今さら、短いスカートをはいたり、体にフィットした服を着ても、わざとらしく見えるのでそれは嫌です。ここまで色気にこだわるのは、今まで一度も“色っぽい”と言われたことがなく、一度でいいから色っぽいと言われてみたいのです。でも、きっと色っぽく見られたい、と思っているうちは色気は出ないのでしょう。せめて、ガサツにならないように、女性らしいしぐさを心がけるようにしたいと思います。いつかきっと色っぽい女性に慣れる日がくることを夢見て。

私の愛する天然湯たんぽ

猫は体温が高いです。平熱が38~39度と言われています。猫を抱いていると、冬はとても温かいです。特に冷え症の私は、冬は特に足先が冷たくなります。そんな時に猫が足元に入ってくれれば、この上ない幸せです。ふかふかしていて、とても温かい。たまにかぷっとかまれたり、爪で引っかかれたりしますが、猫は天然(?)湯たんぽです。低温やけどの心配もありません。
1匹の猫は私の腕枕で寝ます。頭からお布団の中に入り、くるっと向きを変えて私の腕に頭を乗せて寝るのです。とても温かいのですが、身動きができず、トイレに行きたくなっても起こしてはかわいそう、と思うとなかなか起き上がることもできません。猫の鼻息がフーフーいっているのも気になりますが、それでも温かいので許してしまいます。
猫が数匹いれば、冷え症も改善されていくでしょうか?でも、猫はきまぐれなので、そうそう自分の思い通りの時間に、思い通りの場所で寝てくれません。そこが天然湯たんぽの取り扱いの難しいところです。また、時としてお腹の上や胸の上に乗って寝ようとする猫もいて、その重さで起きたり、苦しい思いをして目が覚めることもあります。動く天然湯たんぽ。なかなか落ち着いて寝ていらないことも多いものです。それでも温かいので、許しましょう。