中学生の恋

中学生の頃、好きな男の子がいました。その子は休み時間によく本を読んでいて、そこもまたすごく魅力的で、好きなところでした。
彼の好きな本を私も読んでみようと思い、『どんな本を読んでいるの?』と聞いてみると金城一紀というこたえが返ってきました。金城一紀…?私はそのころ金城一紀を知らず、もちろん読んだこともありませんでした。図書館に行っても金城作品は見つからず、本屋さんまで探しに行きました。どんな作風なのか、ジャンルも分からないまま手に取った作品は『レボリューションNo.3』というものでした。高校生の青春ものですが、そのころの私にはとても新鮮で、続編の『Fly,Dady,Fly』と『SPEED』も一気に読み進めました。とてもおもしろくて夢中になっていたのを今でも良く覚えています。
そのころは大好きな男の子がこんな本読んでるんだなぁ、という憧れからの真似事から始まった金城一紀ですが、一気にファンになりました。それからも『映画編』『対話編』『GO』など、あらゆる作品を読みました。一見男臭くて女子的ではなかたけれど、そこから男の青春みたいなものの素晴らしさが分かった気がしました。結局今では”女子的”な作品よりも”男臭い”ような作品の方が大好きになりました。
あのときの彼は私の読書人生に大きな影響を与えてくれました!

ここ最近の週末

最近次から次へと予定がたくさん入って、もう頭の中が混乱してしまいそうです。 なんだかここ数か月、懐かしい友達から急に連絡が来ることが多くて、結婚の報告だったり、出産の報告だったり、特に何も変わったことはないけどふと思い出して連絡してくれたり…。当然嬉しいですし、懐かしい話もしたいし会おうよ!という流れになるんですよね。もちろん私のよていもありますし、相手の予定もあるので、すぐに会えるとも限りません。最短の場合は翌日に会えちゃったりするんですけど、予定が合わないと翌月以降になることもあるんですよね。
なんだか最近ラッシュで連絡が来るので、懐かしいから会おう会おうと約束をしまくっていたら、気づいたら毎週末出かける予定ばかり(笑)嬉しい悲鳴ではあるんですが、何ともめまぐるしい気分です。誰といつ何時にどこで約束したのかを忘れないように、約束したらその場で手帳にメモをするようにはしているんですが、いつかポカをやらかしそうでちょっと怖いです。それに、何よりも週末の癒しだった読書タイムが地味に削られているのが悲しいんですよね。読書もしたいし、友達とも遊びたい。うーん、欲張りなんでしょうか?週末だけ一日24時間以上あればいいのにと思ってしまいます。