アロマテラピーって心と体をやさしく整えてくれる大切な時間じゃないかなって思ってるんです。
小さなボトルのふたを開けた瞬間にふわっと広がる香りは、それだけで気持ちを切り替えてくれます。ラベンダーの落ち着いた香りや、柑橘系の明るい香りなど、その日の気分に合わせて選ぶのも楽しみのひとつです。
夜、部屋の明かりを少し落としてアロマディフューザーをつけると、空間が一気にやわらぎます。そんな静かな時間に、私はお気に入りの本をそっと開くんです。
やさしい香りに包まれながら読書をしていると、文字がいつもよりも穏やかに心に入ってくる気がします。物語の情景と香りが重なり合い、まるで自分がその世界に溶け込んでいくような感覚に……。
忙しい日が続くと、知らないうちに呼吸が浅くなってしまいますが、アロマの香りを感じながらゆっくりとページをめくっていると、自然と深呼吸ができるようになります。本の中の言葉と香りの力に励まされて、張りつめていた気持ちがほどけていくのです。
アロマテラピーは特別なことをしなくても、日常にそっと寄り添ってくれる存在といっていいでしょう。読書と組み合わせることで、自分をいたわる時間がより豊かになります。慌ただしい毎日の中で、ほんの少し立ち止まり、香りと本に包まれるひとときは、私にとって何よりもやさしいご褒美なのです。