心に素敵な物語を

基本的に小説は読む方が好きです。でも、好きが講じてたまに自分でも書きたい!!という欲が湧いたりもします。お気に入りの音楽を聞いたり、町中で見たかけた人と人とのちょっとしたやり取りを見て、あ!いいなと脳内にストーリーが浮かんだ時なんかは忘れないうちにメモを取って、なんとなくのプロットを立てて…。
ここまではできるんですよ。こういうワンシーンを書きたい!っていうのはすぐに浮かぶけどそれを一本のお話にしようとするとなかなか難しい。ワンシーンに絞った超短編とかでもいいんでしょうけど、なぜか欲張ってもっとしっかりストーリーにしたい!とかってなってしまって…結局そのまま書かず(笑)なんてことがよくあります。
もしかして設定魔なのかな?人物像や舞台、世界設定なんかを細かく考えるのは好きなんですけど、それをうまくまとめられない。せっかく心に浮かんだ情熱を形にしたいんだけど、どうせ形にするのならちゃんとしよう、そんなこと言ってたらいつまでたっても仕上がらないから短くてもいいから書こう…と心が揺れてしまいます(笑)読者は自分なんだし気張らず思いのまま自由に書こうとは思うんですけどね。どうも完璧を求めてしまう自分もいてなかなか…。そうだ、短編集を作るのも悪くない。まずは気楽にね。