狭い部屋、書斎の夢を見る私

最近ストレスが溜まっているのか、つい大量に本を買ってしまいます。友人の中には、同じ状況で暴飲暴食をしてしまい、大変な思いをしている人もいるので、それよりは健康的でしょうか。しかし積読が溜まっていくのは、書棚のスペース的には死活問題だったりもします。未読の小説が一段を埋めているのですよ。焦ったところで読書スピードはそう変わらないので、もうあきらめてはいますが……まったく、昔から困った癖です。
ただもし私がもっと広い部屋に住んでいたら、これだけ未読の作品があれば、ずいぶん幸せでしょうね。まだ知らない世界がたくさんあって、今読んだら次はどうしようと悩まずにすむからです。本の虫の私にとって、手元にある作品の後、なにを手にとったらいいかわからないという状態ほど、悲しいことはありません。読書好きの方なら、きっとわかってもらえると思います。
友人のように、自宅に書斎を作れたら幸福でしょうね……大家族がいつしか人数が減っていき、開いた部屋に書棚を詰めているのですって。いつもしっかりカーテンを閉めているので、本が日焼けすることもなく、安心して保管できると言っていました。まったく羨ましい限りです。私の書斎は、いつかできることがあるのでしょうか。