スーパーの移転話で思うこと

父親と母親の暮らす実家は、車がないと不便な田舎町です。それでも家の近所には銀行や薬局、病院もあり住むには不自由しない場所です。家からは徒歩1分という近場にスーパーがあるので、便利な方かもしれません。ところが、そのスーパーがもっと広い所に引っ越すという話が出ているのです。そこは家からは徒歩10分くらいかかります。徒歩10分ですから不便とは言えないかもしれませんが、今まで徒歩1分という距離にあったスーパーが徒歩10分になってしまうのは、母親にとってはショックな話です。もう1軒あるスーパーは徒歩20分程度かかるので、滅多に行きません。母親は自動車の免許を持っていないので、徒歩圏内で行動します。その母親にとって、徒歩20分のスーパーよりは近いといえども、今までの便利さに比べたら不便になります。「重い物は買えない」と今から嘆いています。
でも、まだはっきり決まったわけではなく、そのスーパーが移転してもその後、規模は縮小してスーパーは残る、という噂も出ています。そうだといいのですが。
今は父親も母親も健康で元気ですが、もっと年を取ったら、買い物にも不自由することになります。まだ先の話ではあるものの、スーパーの話から、そういった現実も感じ、娘としてはしっかり考えないといけないな、と思っています。