四季の変化を感じたい日々

先日出掛けたついでにコンビニに寄りました。今は各季節、そして各コンビニ、いろいろな商品が売り出されていて面白いですね。夏ならひんやり美味しいアイスの新製品、秋は定番マロンのお菓子、冬には肉まんやおでんなどのあたたかいもの、そして春には卒業や入学をイメージする商品があります。もちろんお中元やお歳暮、ハロウィンにクリスマス、バレンタイン、ホワイトデーなどなど、イベントものも豊富です。
このような移り変わりを見ていますと、日本本来の行事は何だろうと考えたりもします。ちょっと前に、年中行事に関する本を読んだことも関係しているでしょう。残念ながら全部をこなすのは難しいけれど、知識として知りたいなと思って手に取りました。それを見ていると、昔の人は本当に四季を大事にしていたのだなあというのが、とてもよく伝わってきます。そして、手間暇かけて日々を丁寧に生きていたということも、わかりました。
季節の折々、ふと周囲の景色を見やると、気付かぬ間に桜が咲いて散っていたり、紅葉が枯れ葉になっていたりします。もくもくと浮かんでいた入道雲なんて、意識して見たのは何年前かしら。コンビニ商戦で季節を知るのではなく、昔の人のように毎日を大事にしたいと思いました。